はじめに:「地方に行きたい」は本気。でも“今”どうする?
こんにちは。ローカルリビングを運営している、ちい夫婦です。
私たちは地方創生に関わる仕事を通じて、将来的に地方で暮らすことを本気で考えてきました。
自然の中で子育てをしたい。人混みを避け、静かな場所で家族とゆったり過ごしたい。
──そんな思いはずっと変わっていません。
でも、だからといってすぐに移住できたわけではありませんでした。
このタイミングで出した私たちの答えは、「まず東京で、資産になる家を買う」でした。
なぜ地方移住を前提にしながら“買った”のか?
出口戦略ありきの住まい選び
家を買う=一生住む という時代ではありません。
私たちは「将来、売れる or 貸せる」ことを前提に住まいを選びました。
これは“将来移住するための準備”でもあります。
住まいが“資産”になることで選択肢が増える
将来、地方に家を持ちたい・建てたいという選択肢を叶えるためには、
都市部の不動産で資産性を築いておくのが堅実だと考えました。
物件選びで重視した3つの条件
- 駅近・流動性の高いエリア(=売りやすい)
- 築浅 or 維持コストの読めるマンション(管理修繕が安定)
- 家族でも住める間取り・地域(=賃貸需要も見込める)
これらの条件で探した結果、「今住んでも満足」「将来も武器になる」住まいに出会えました。
資産になる家とならない家の違い
“住みたい”と“価値が落ちない”は別の視点
直感的に「ここ住みたいな」と思う場所でも、資産価値が維持されるとは限りません。
将来の市場性・リセール価値を不動産サイトや過去売買履歴でリサーチしました。
不動産会社の比較や事前相談がカギ
私たちはいきなり内見に行くのではなく、まず住宅ローンと資産性に強い仲介サイトを使って相場観を掴みました。
資産性と、そう入っても住みながら投資になるので住むことを考えたときの譲れないポイントを天秤にかけながら色々調査して比較検討しました。
「今どこに住むか」で未来は変えられる
私たちは今、東京に住んでいます。
でもそれは、地方を諦めたのではなく「地方での暮らしを叶える準備のひとつ」だと考えています。
【東京で家を買う→地方に家を買い直す】はできるけど、
【地方に家を買う→東京に家を買い直す】はきっとできないと思いました。
私達は30代前半でタイミング的にも年齢的にも様々な変化が起きるタイミングです。将来的な選択肢を減らす選択肢は取りたくない、そう思って未来の移住に向けて、今は東京で変化に対応できる資産を持つことを意識しました。
さいごに:移住の準備は、もう始まっている
いきなり環境をガラッと変えるのではなく、
今の場所でスキルや資産、家族の基盤を整えておく。
それが、私たちが考える“暮らしの再設計”です。
次回の記事では、「具体的にどう資産性を見極めたか?」「何をもって『この物件』を選んだか?」というリアルを詳しく書いていきます。
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